バターコーヒーダイエットを危険視しているネット上の記事はいくつか見つけることができます。
バターコーヒーダイエットによる大勢の減量効果が学術的に証明されておらず、その効果が疑問視されていことは事実のようです。
バターは脂質が多く、そもそも健康に悪いことやMCTオイルやココナッツオイルなどの油も過剰摂取により健康を阻害させる報告があることも事実です。
一方でそれらの研究結果が示されたとしても、たとえばバターを全く使わずに料理を作ったり外食したりすることは現実的でしょうか。
関連情報を確認すると、やはりどんな食品やダイエット関連の方法は過剰摂取や体に良くない反応がでるのであればやめるという基本原則に従えば、
健康被害の危険性は低いと考えます。
バターコーヒーダイエットの危険性とはなにか?
バターコーヒーダイエットを危険視している情報の中で、多く挙げられる要因は以下です。
悪玉コレステロールの増加
バターコーヒーに欠かせないグラスフェッドバターやMCTオイルやココナッツオイルは脂質の塊です。
悪玉コレステロールはこの脂質に多く含まれ、バターコーヒーを大量に摂取することでコレストロール値が悪化するというものです。
これは確かに理にかなっており、バターやオイルを摂取することでコレストロール値が上昇する可能性はあります。
そもそもコレストロール値を改善するために推奨されることは
この2つです。
理想を言えば、この食生活の実現や運動で健康的に減量するのが理想ではありますが、
日々の生活環境や継続することができないひとも多いはずです。
世の中には数多のダイエット食品やダイエット方法が溢れていますが、
どのダイエットも正解や万人に合ったものはなかなか存在せずやりすぎによって健康被害がでるものも少なくありません。
バターコーヒーダイエットに関しても同様で、基本は摂りすぎない、やりすぎない、健康に影響が出たら中止するが基本です。
コーヒーを飲むことでカフェインの過剰摂取
バターコーヒーに限らず、コーヒーに含まれるカフェイン中毒もひとつの危険性の要因の一つです。
仕事や勉強をする際にコーヒーやカフェインが大量に含まれる栄養ドリンクを飲んでからはじめる方も多いでしょう。
通常摂取する分には発症頻度は少ないですが、大量に摂取し続けることでカフェイン中毒(依存)と呼ばれる状態になることも事実です。
カフェイン中毒は、頭痛や不安発作などの心因性の影響が出るなどの問題が発生します。
その際に痛み止めを服用するなど負の連鎖が起こることもあり、カフェインの大量摂取は安全なものではありません。
自分の体に拒否反応が出たらすっぱりやめる
バターコーヒーに限らず、ダイエットによる食事制限を行う際の大原則は、
です。
特に、バターコーヒーのバターはカロリーが高く、適量を超えて摂取することでダイエットとは逆効果で体組成にも影響を与える可能性があります。
あくまでバターコーヒーを作成するときのバターやオイルは適量(コーヒー200mlに対して大さじ1以下)を目安にして、
大量に摂取しないように心がけましょう。
バターコーヒーダイエットをはじめてからは、定期的に健康診断を受けたり体重計測を毎日行うなどのモニタリングを行い、
異常を早めに検知するのも重要です。
まとめ
バターコーヒーダイエットは危険か?という質問に対しては、
どんなダイエットもやりすぎてしまえば危険。
但し、適量をまもり自分自身の健康状態や体重を定期的にモニタリングし効果を検証しながら健康的に痩せられるようにバターコーヒーダイエットを試してみるのがおすすめです。
バターコーヒーダイエットとある程度の食事制限(低糖質メニュー)を組み合わせることで効果を発揮
1日3食のメニューの内、1食をバターコーヒーに置き換えることがバターコーヒーダイエットの基本的なメソッドです。
特に朝食をバターコーヒーに置き換えることによって、前日の夕食から昼食までの間固形物を摂取しないため、非常に軽度な飢餓状態となり、体内の脂肪をエネルギーに変換され脂肪を効率よく燃焼させることができます。
朝食をバターコーヒーに置き換えた場合、昼食や夕食で気をつけることはなんでしょうか。
答えは、「低糖質×高タンパクなメニューを多く摂ること」です。
繰り返しになりますが、バターコーヒーを摂ると同時に糖質を多く含んだ食品(ご飯や麺、パン等)を摂取してしまうとダイエット効果が十分に発揮できません。
原則は低糖質食品を摂ることが重要です。
手軽に低糖質メニューを通信販売で購入するのも手軽に始められておすすめです。
パンやスイーツなど、低糖質でも満足感を得られるメニューも販売されているのでチェックしてみてください。