デメリット

バターコーヒーダイエットのデメリットについて調べてみた

バターコーヒーダイエットは体に悪くないの?

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事(デイヴ・アスプリー著)」で一躍有名になったバターコーヒーダイエット。
バターコーヒーを飲むだけで簡単に痩せられると話題になりましたが、そのデメリットはなにがあるのかまとめてみました。

バターコーヒーダイエットによって引き起こされる症状やネガティブな疑問をまとめてみた

味は大丈夫?バターコーヒーって美味しいの?

バターコーヒーを飲んだことがない人にとって、コーヒーにバターやオイルを入れるなんて味が心配になりますよね。
油っぽくなるとか風味がベタベタするとか。

確かにバターやオイルを入れるだけだと、表面に油が浮いてしまってそのまま飲むと油っぽさを感じてしまいます。

そこでバターコーヒーの代表的な作り方として、ブレンダーやシェーカーで十分に撹拌することが重要なポイントです。
この撹拌によって、バターやオイルがコーヒーに十分溶け、さらに泡立てるくらい撹拌(ミルクフォーマー)することで、ミセル(乳化)状態となり、より脂肪燃焼効果が期待できるようになります。

この状態のバターコーヒーは、味わいはカフェオレのようにマイルドになり、油っぽさはそれほど気にならなくなります。

最初は私も抵抗がありましたが、一口目からあれ?美味しいと感じることができました。

コーヒーにバター?逆に太らない?

ダイエットに効果的といっても、コーヒーにバターを入れるのでバターコーヒーそのもののカロリーは消して低くありません。
ですが、バターコーヒーに含まれるグラスフェッドバターなどの良質なバターやMCTオイルがポイントです。

これらの成分は、体内の中性脂肪を減らし、基礎代謝がアップを促します。
また、グラスフェッドバターに含まれる不飽和脂肪酸が血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きも持っています。
さらにMCTオイルは消化吸収しやすくすぐに脳の栄養になり栄養補給ができるという優れた食品です。

胃もたれや腹痛、便秘にならない?吐き気とか気持ち悪くなったとかも聞くけど・・・

MCTオイルの入れすぎには要注意

MCTオイルは優れた食品ですが、摂取すぎると腸でオイルが十分に消化することができなくなる場合があります。
その場合、余分なオイルを体外に排出するために、人によっては腹痛や下痢、胃痛や吐き気などの症状が出る場合があります。
MCTオイルの過剰摂取には注意ですし、最初は少量からはじめて徐々に量を調節するようにしましょう。

ニキビや肌荒れが気になる

バターコーヒーダイエットによって、ケトン体が効率よく生成される体になってくると、MCTオイルやバターに含まれる油分でニキビができやすくなる場合があります。
体に不調を感じたら無理せずにバターコーヒーの摂取は止めて、体が落ち着くのを少し待ってみましょう。

人によって合う合わないはある。最初は少量からはじめて体調の変化を確認してからダイエットをはじめよう

バターコーヒーに限らずダイエットの基本原則は「体調が不調になるまで無理をしない」です。
バターコーヒーは栄養価やダイエットの効果が見込まれる優れた食品ですが、本記事に挙げたデメリットを良く理解し、体の状態を確認しながらバターコーヒーダイエットを続けてみてください。